インドネシアの秘境探しのバイク旅 最終日だぁ⑤
バリ島から飛行機で1.5時間
幸先良くチャチという戦祭に出くわし、
山岳部にひっそりと佇む天空の村 ワエレボで一泊したり、
事故に巻き込まれながらも、
リオの嫁さんの実家でお世話になった。
最後はフローレスの中央部にあり、フローレス文化が一番色濃く残るバジャワ村へ立ち寄った
朝早くサンライズが拝めそうな場所を探し出せて最高の最終日のスタート
朝食前に残された時間は、特に目的は無かったけど、前日に寄ったベナ村の方へ向かった。
綺麗な円錐型で雄大なイネリエ山(標高2245m)を望む村
前日寄った茅葺き屋根のベナ村と違い、トタン屋根を多く利用する家が多かった。 何かと修繕しやすく便利なんだろうね。 こうして徐々に茅葺き屋根の家屋が無くなっちゃうのも仕方が無い。 だからこのタイミングで立ち寄れてラッキーだったかな。 又村々で部族?風習が若干違うみたいで揉めてた 隣の村が生きた牛を捌く祭事がある聞いて気になってたけど、この村はその祭事に何か言い掛かりを付けてるように見えた
根はめっちゃやさしそうだったし、隣村の祭事に興味津々だったけど、部族間の揉め事に変に近づかないのが無難と思い、村を後にした
バイクで走ってると、時々温泉卵のような硫黄の匂いが鼻を突き、幾つか滝を見つけた。
子供たちが遊ぶ山水は温かく温泉混じりもっとゆっくり村を見て周りたかったが、朝飯に間に合うように戻り、朝食を済ませ準備を整えて、今まで辿った道を10時間掛けて戻った。 昼飯など休憩をしながら移動したが、長時間バイクに乗ってると、尻が裂けそうで、尾てい骨に衝撃が走り、激痛に耐えながら、
視野を広げ、地元の人らの生活風景を感じながら移動した。
途中痛てぃっ!と事故で怪我した右足の腿に激痛が走った。
蜂が腿を刺し、彼は刺した針が抜けずにジタバタしながら風に靡いてた。 その後は大きく腫れて熱を持つようになったが、事故で負った傷口から菌が入って化膿したか?蜂に刺されたアレルギー反応か?と久々に焦った まさに泣きっ面に蜂!って、こんな偶然あるだね。とはいえ無事コモド国立公園の玄関口で空港があるラブアンバジョー戻ってこれた。
今回は事故したけど大事に至らず、それ以上に沢山の出会いや体験を、身を持って感じたインドネシアの世界遺産・コモド国立公園をカヤックで巡ったコモドドラゴン探し&隣のフローレス島の秘境探しのバイク旅が無事終了
最後に、情報を完璧にして旅するより、大まかに情報を把握する程度で惰性で動く旅って面白い。 ネットで調べた場所に行く、答え合わせの旅も楽しいけど、チョコレートの原料カカオの種を乾燥した時の臭い匂い、パチパチと音をたてて乾燥するクミリの実、豚の匂い、標高が上がるに連れて寒くなる気温、コーヒー豆を炒る香ばしい香り 土間で料理に使う薪の煙に交じった美味しそうな匂い、長時間バイク移動で被った埃の凄さ、そして沢山の出会い。 自らの五感を駆使した旅ってめっちゃ刺激的。 今は便利になる一方、自らの五感が退化してるのと、沢山情報があり過ぎて、新しい事に気付き難くなってるように思うんだ。 動物は脳を使って考えるけど、実は指先から体全身が脳みそだ!と、友達から聞いたことがある
個人の自由だけど、近い将来ロボットに雇用を奪われてしまう?と、改めて人間の意義を考える時代を迎えた時、創造性や人の温かさがストロングポイントになる気がする。 自分の足で赴き、触れて感じることで、些細なことでも発見や気付き得る、そう実感しやすいのが旅じゃないかと思う。 だから凄い僻地に行くのが冒険で無くて身近な散歩でも大冒険! 説教染みてきたのはオッサン化現象だろうけど、僕も勿論、一人でも多くの人に一度っきりの人生という冒険を歩んでもらえたら嬉しいな。 おしまい
観光から旅へシフト
バリ島に留まらず、こんな体験やあんな挑戦
たった一度っきりの人生を僕と一緒に冒険しませんか?
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