尾島のひとりごと

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なぬ53年前インドネシアで100万人以上の大虐殺!

   

まいどOjiです。

今回は重い内容で、色々と考えさせられたのでアップしようと思います。

先月東ジャワの旅で通りがかったGladak Perak橋

この橋を調べて知った1965年の大事件

バリも含めインドネシアで100万以上もの命が失われた大虐殺が、どんな事件だったかを調べてみました。

53年前の1965年9月30日、大統領親衛隊が国家転覆を企んでた陸軍トップ6人を殺害。

当時のスカルノ大統領が事態を収束させる権限を与えたのが、後の大統領のスハルト少佐で、彼が率いた部隊がこの騒ぎを鎮圧させて事件は終結したかに思われたが・・・事件の黒幕は共産党とされ、当時1000万人もの規模を誇る大政党のインドネシア共産党の関係者や支持者へ攻撃が始まり、関連施設の襲撃 焼き討ち、殺害等、共産狩りが2年も続き100万以上の人らが殺された。

治安部隊や警察から「あなたの名前が共産党殺害名簿に載ってる あいつらを殺さなければあなたが殺される」と煽り、軍人が直接手を下しただけでなく、民間人までが手を下し、中国語での活動や文化活動を禁止され、40万人の華僑に対する集団虐殺、共産党でない人までが殺され、バリ島でも人口の5%もの人たち約8万人が亡くなったと書いてあった。

僕もその話をバリ人の友達から聞いたのを思い出した。

また2014年この大事件を題材にしたドキュメンタリー映画があったのです。

自分は1000人殺したと豪語する英雄となっている加害者本人らが出演して、当時の様子を意気揚々に再現していくが、徐々に英雄か?残虐者か?と、わからなくなっていく心情心理に迫り、真の悪とはいったい何だ?と興味深い内容。

タイトルはアウト オブ キリング

日本で放映された映画で予告もあったのでリンクしておきます。

人によって考え方は様々。

国がどんな主義を重んじているかで、国民個人の相違を正そうと、正義のために人を殺めたりと革命が起こった世界の歴史。そうして亡くなった人は、戦争で亡くなった人よりはるかに多い現実。

正義と正すために殺めるといっても、単なる殺人じゃないのか?

熱帯雨林は地球上の地表面のたった1.7%

そこに地球上の50%以上の生物種が生きているとされ、

強いものが勝つ!というだけでなく、多くの生物種が生きられるのも、生き残る競争の中、多種との関係性や関わり合いのチェーンで繋がって生きていけて、単に一種がだけが強いでは生きれません。

競争があり進化が生まれ、生き物同士の繋がりで成り立つ熱帯雨林のシステムが一つの理想郷の気がしますが、単なる個人の想いであって、様々な人が色々な考えがあって当たり前ですけど、殺めて統一させていくはどうなのか?  戦争もですが、このような事が二度と起こらないよう人類の次なる進化を期待したいものでです。

おしまい
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