インドネシア・スマトラのジャングルでオランウータン探し さぁ会えるかな?
前夜遅くにオランウータンの森ブキットラワン村に着き、ジャングルイン当日の朝
前日 長時間移動の疲労は若干残っていたものの期待に胸を膨らませ朝食をとった
今回お世話になったロッジのコンセプトは無造作に森を開発せず、自然から学び、これからの将来をどのように見据えていくか?を考え、地元の人達はもちろん、政府関係やNGO等とタッグを組んで取り組んでるみたい。
竹の利点を活かしたバリ島のグリーンビレッジみたいなレストランの2階は多目的なことが出来るみたい 僕らが目指している方向性が同じに感じた いつか一緒に何かイベントをしてみたいもんだ
敷地内の森では固有種のトーマスラングールの群れも若葉をムシャムシャと朝食の最中
苔が付いてる特定の場所が彼らの癒しか? 一旦うつ伏せに樹を抱きかかえ、ジッとする 何とも気持ち良さそうだった
さぁ僕らも朝食を済ませ、準備万端 ガイドらと供にジャングルイン
比較的歩きやすかったが、時々急勾配の下りや上り坂を、樹の根を掴みながら降りたり登ったりする。 体力的にきつい時があるけど、その辛さがあってオランウータンの出会う夢がドンドンと膨らんでいく。
すれ違うガイド同士のコミュニケーションでオランウータンの居場所を絞り、
遂に!
幸先よくオランウータンの親子に出会った
やばい 可愛い
知ってる人も多いだろうけどマレー語でオランは人、ウータンは森で森の人という意味で、機上生活する最大の霊長類。 ただこの100年で違法伐採や農地開拓等で生息数の80%が減少し、今はスマトラ島のこの森と、ボルネオ島の南西部と北東部の3ヶ所のみの生息地で限られてしまっている 生態系ピラミッドの頂点にいる者として基礎である森が削られて一番先に生き場を失い、生き辛くなってしまう
出会った時は、幹の隙間にある着生植物のシダを引き抜いて、根に付いた土をムシャぶり食べていた。 必要な土の栄養である(ミネラル)を欲してるんだね
他にも
強そうなブタオザルのオスと遭遇
僕らのことを気に留めていない様に、黙々と木の実を食べてたが、勝手に俺の縄張りに入るなよって、檻なんて無い、同じ環境下に向かい合ってる威圧感が半端無かった。
30分ほどジャングルを歩き休憩を取る
その時に頂く果物は疲労で自分の体がビタミンやミネラル、水分を欲しているせいか?森の中の環境だからか?今まで一番と思ってしまう缶詰のようでジューシーなパイナップルやパッションフルーツ等が甘くてとても美味しかった
インドネシア風焼き飯を手で食べた後、テナガザルが周回するルートに沿ってトレッキングする テナガザルはかなり移動するから出会うのも難しいし、トレッキングのルートも更に歩きづらくなっていく。
さぁ出会えたか? 次に続く
観光から旅へシフト