尾島のひとりごと

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バリから東ジャワ魅力探しの旅 最終回は古都マラン④ 

   

まいどOjiです

前回に引き続きバリからフェリーでジャワ島に渡り、東ジャワ魅力探しの旅ブログ最終日

旅の序盤はイジェン山のクレーター内で青炎を見て、

中盤は鉄道や車を乗り継いで月面のようなブロモ山を訪れ

後半は千の滝という名のTumpak Sewu で童心に返り、

そして今回は古都マランを肌で感じたく、感覚的アンテナを駆使して街歩きしました。

マランはジャワ島中部にあったヒンズー王国が噴火などで住みにくくなり、徐々に東へ移動し出来上がったヒンズー王国の古都で、オランダ統治時代の建物や雰囲気が残る涼しく過ごしやすい避暑地。

活気溢れる街の台所こと市場 この辺りは現在イスラム教が主ですが、古来ヒンズーの影響があるのでしょうか?ジャスミンをはじめ、匂いの良い花がお供え用に沢山売られていました。

市場中に入れば、迷路みたいに人がすれ違うぐらいの細道を、目的地を定めず奥へ入りこみ、

インドネシア古来の漢方なるジャムゥ屋のおっちゃんと目が合ったのと、僕たちというか僕が風邪気味だったので、熱の症状にばっちし効くジャムゥを3人分オーダー。 おっちゃんは慣れた手つきで容器に入っている粉末をいくつか調合して

出来上がったジャムゥ 如何にも効きそうな感じです。躊躇したら飲みきれないと一気に飲み干しましたが、めっちゃ苦かったぁ・・・

市場から外に出て美味しい朝ごはん見つけようと、匂いを頼りに

裏路地に入り、行く宛も無くうろうろしたら、地元の人が集まっている

麺やワンタンを卸してる製麺所を発見!

未だ朝早く開店してないのに、突然やってきた僕らに「食べてって!今から準備する」と、厨房でザクザク、ザッザッザと、小刻みに野菜を切る音を耳にし、あっという間に

忙しい中、用意してくれたワンタン麺

モチモチ感半端なかった 偶然に見つけたお店で、その店の人のおもいやりやおもてなしが、この味に含まれるのでしょうね。 最高な朝食 ごちそうさまでした。

長居過ぎると、バリ島行きの飛行機に遅れてしまうので、お礼してホテルに戻り、ささっと身支度して空港へ向かう途中、1222年から70年の短い間シンゴサリ王朝の都で、王様を祀る仏塔があるので立ち寄ってみました。

先ず世界無形遺産でインドネシアの伝統的でクリスという名の短剣があり、単に剣だけでなく摩訶不思議な魔力が宿るとされ、そのクリスと王国の歴史が興味深い

建国したケンアンロクは若かれし頃、僧侶である領主の養子となり、領主の地位を奪い取る野心を企て、短剣クリス作り名人に作らせたものの、出来上がるのが遅かったのが気にくわず、その短剣で殺し、クリス名人は死に間際、長くに渡りこの短剣で刺殺されようと呪いをかけたのです。

その後短剣はケンの友人が譲り受けたものの、友人が寝ている隙に短剣を盗み領主を暗殺。 短剣はわざと置き去ったことで、ケンの友人が疑われ死刑。 ケンは暗殺した領主の未亡人となったデデスと結婚し①アヌサパディと②テレンの2人、又愛人から③トージャサを授かり、その当時のクディリ王国を倒しシンゴサリ王国を建国。

その後ケンの長男①アヌサパディは実は前領主の子で、今の父ケンに実親が殺されたことを知り、刺客を送りケンを暗殺。 その時使われたのも同じクリス。

①アヌサパディが2代目になったものの、今度はケンと愛人から生まれた③トージャサが権威を奪うべく、同クリスでアヌサパディを刺殺し3代目に。 そしてアヌサパディの子④(ランガウニ)に殺されてしまうと恐れ、刺客を遅らせたが失敗し、その混乱をランガウニが制して4代目の王になったみたい。

歴代の王が次々と身内に同クリスで殺され血で染まったおぞましいシンゴサリ王国 何とも怖い歴史です。

3代目トージャ王を祀るチャンディジャゴ

アンコールワットやボルブドゥールに比べたら迫力は劣りますが、レリーフが風化されず美しく、何とも歴史が奥深かったです。

これにて東ジャワ魅力探しの旅は、山から始まり滝など自然に触れ、モスクや遺跡を訪れ歴史を感じ、街歩きや、食べ歩きして人の出会いに心躍りお腹いっぱいで無事終了!

情報を知れ、傍かも行ったような気になれる便利な世の中だだからこそ、あえて自分の足で目で肌でその地に行ってホンモノを感じ、いろんな気づきや学びが無限大にある気がします。

新しい気づきが無限大 行き詰ったらさぁ旅に出よう!
大人の夏休み おしまい

Oji

観光から旅へシフト
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 - ジャワ島, インドネシア