バリから飛行機で1.5時間Deスラウェシ島 世界最古の洞窟壁画探し
スラウェシ島の タナトラジャでは亡くなった方と生活をしていたり、
定期的に遺体を外に出し服を着替え一緒に食事する祭りなど独特な風習を肌で感じた村でした。
次なる目的地はタナトラジャを夜10時発の長距離バスで戻りマッカサル空港のあるマロス県
ただ到着が朝5時。 誰も居ないので近くに安宿があると目星を付けてたホテルにチェックイン
見た目は普通でエアコンもありましたが窓は無く空気が淀んでいて独房のようでした。 一人旅でコストを抑え沢山面白い場所を探し出すのが目的だったのでここは我慢
でも辛かった 前回トラジャで滞在したホテルと雲泥の差で、バケツに水を溜めて桶でバシャァとするローカルスタイルは慣れてましたが、水面にヘンな油膜が張ってたりと(前客の石鹸の泡が飛んで油膜になったであろう)、30分ぐらいトイレ掃除をして乗り切りました。
外出して乗り合いタクシーに一日僕に付き合ってもらおうと交渉の末、快く引き受けてくれました!
ドライバーのウビさん 朝飯は僕が奢る約束で旨いご飯屋にゴー!
コクピットはネイキッド(もろ出し)使用でイケテました。
チョットマッカサル この辺りの地名の付いた牛の臓器系の有名スープ ご飯を突っ込み頂きました。 カボスや塩、チリソースなど自分好みで調味します。
腹ごしらえ後、ナショジオでも2014年に紹介された 世界最古の洞窟壁画を探しスタート!
この辺りは大昔海底だったようです 山々は昔のサンゴが隆起して出来た岩波で田園が広がってました。 このような地形は雨等で溶けやすく結果岩山の中はスカスカで洞窟天国
中国の水墨画で有名な桂林と同様の石灰岩地形で
その桂林に次いで大規模なので世界遺産に登録を試みようと話があるそうです。
そんな村に意気揚々とボートに乗り込み、
奥地へ入り、
行き着いた先は、田園が広がり不安定なあぜ道を歩き
泥まみれになりながら、
目を凝らし見つけ出すのが相当困難で結構高い位置にありました。
まさにウォーリーを探せで、
幾つかの洞窟にステンシルと呼ばれる手形の壁画
実は世界のあちらこちらに手形の洞窟壁画は見つかっているのにびっくりです。
手形壁画に感動しましたが目当ては動物壁画 午後から時間の許す限り動物壁画を見つけるべく駆け巡りました。
エアコンの無い車で風を切り田園風景を疾走
腹が減っては戦が出来ぬと、ウビさんお勧めレストランで昼食。 海水と淡水の中間域にいる魚の料理 骨が沢山ありましたが肉が柔らかく美味しかったぁ
昼食後、一番の洞窟壁画は最近文化庁の許可が無いと洞窟へ入れず壁画を拝めませんでしたが、
他の洞窟で管理人に鍵を開けてもらい目的の壁画を拝めました
へぇ~
沢山のステンシルの手形の壁画の横に
バビルサ(インドネシア語でバビ=豚、ルサ=鹿 この島にしかいない動物)の壁画
先史時代、洞窟で雨宿り中?どんな意図で彼らは絵を描いたのか?と思いを馳せながらホテルへ帰りました・・・・いゃっあのホテルに戻っても気持ちが暗くなってしまうので、スラウェシの大都市マッカサルへ乗り合いタクシーで向かったのです
薄暗くて人影が少なくギャングが出てきそうな雰囲気プンプンの下町へ下ろされてました *結果そこは中華街でした
ジャングルより街歩きが苦手で、闇雲に明るいところを目指し、日中駆け回って出た汗と違うヘンな脂汗を滲ませ歩き続けたらコーナーの一角に人が沢山いる店を見つけました。
お店の外の雰囲気 一人で歩くの怖くないですか? ただスラウェシ島は一部の地区を除けば夜一人で街歩きが出来るそうですが怖かったです。
この店だけは活気がありました。
メニューは中華風餡かけ固焼きそばのミーティティのみ。 引っ切り無しにお客さんが入ってくるだけのこともあり今回の滞在で一番美味しかったレストランでした。
旅の前半ですがタナトラジャで生死の宇宙感などの風習を知り、マロスで世界最古とされる洞窟壁画を見て先人の思いを馳せたりと内容詰まった旅でした。 翌日から旅の後半スタート! 飛行機で移動してスラウェシ島の第二の都市で北東部にあるマナドを中心に自然をフォーカス 色々と見に行ってきます!
観光から旅へシフト 自分の足で本物を感じよう
どんな展開になるかわかりませんが一緒に冒険しませんか?