バリ島が静寂になる1日を体験してみませんか?
2016/02/05
インドネシアで唯一ヒンズー教が信仰されている島!
インドネシア国土の0.3%がバリ島
人口の90%弱の2億人以上がイスラム教徒で、うち1.8%が430万人がヒンズー教徒
その大半がバリ人だといわれてます。
国土の1%にも満たない小島に住んでいるバリ人のほとんどがヒンズー教徒で
独特な宗教観や伝統芸能が色濃く残るから、世界中からバリ島に大挙するわけですね。
ただバリ島もグローバル経済の波が津波のように押し寄せ、
利便性が富む一方で、お参りをする若い人が少なくなってきたか?
昔にあったバリらしさが徐々に失いかけている気がしてなりません。
がっ…しかし!
年に1日だけバリ島は経済の流れを無視して
ヒンズー教の祭事で島が何も動かない日がやってくるのです!
空港は閉鎖されバリ島にいる異教徒や観光客も家やホテルから一歩も外出出来ず、
電気や火も使えず その一日だけ静かになる日。
その祭事のことをニェピと呼ばれ2016年の今年は3月9日です。
観光客にしたらホテルから何処にも出られない?って苦情ものでしょうが、
ニェピという祭事を知れば
バリ島だけにしか無い本物のバリ島を感じられる日でもあるのです。
ニェピとは
自分自身 神様に近づけられるよう奇麗になる日
ニェピの2~3日前はマラスティと呼ばれる清めの儀式が行われ、
村の寺院にある御神体をビーチに行って清め、悪霊ブトゥカラのいる海で祈りとお供え物を捧げる。
ニェピ前日は松明に火を灯し家の角隅にいる悪霊ブトゥカラを地上に湧き出す。
前夜 若い衆が張りぼてで作ったオゴオゴという悪霊に装った御輿を担ぎながら町を練り歩く。
湧き出た悪霊は悪霊に似せた御輿が仲間だと勘違いして御輿に集まってくる
その御輿はビーチや川で火で燃やされこの地上界に悪霊がいなくなり、
人間をはじめ、全ての森羅万象が神様のように奇麗になりますようにという意味だとのこと。
翌日の当日は電気や火を使わず家から一歩も出ず瞑想をして
神様のように奇麗な心でいられるように一日を過ごす。
そして後バリ島は新しい一年が始まるのです。
エクスプローラーOjiで今年のニェピを地元の人達と一緒に体験できないか?
という企画が出来たらと思ってます。
文化や芸術など伝統芸能で栄えるウブドが中心である県のギャニアール県で
1日ホームスティをして村の人達がどのように過ごすかをお邪魔する企画。
ニェピ当日はホテルや家から出られませんのでウブドのホテルで過ごして頂くプランです。
内容は
3月7日 朝ホテルでミーティング後、ウブド近辺で興味のあるエリアに寄りながら、
ギャニアール県の村の民家まで行ってホームスティしてもらいます。
3月8日 ニェピ前日 村の人達の祭事にお邪魔させて頂き、
深夜ウブドのホテルへチェックインするところまでの料金はUS250ドル。
*ウブドのホテルはいくつか紹介します 最低2泊して頂きます
観光から旅へシフト 自分の足で本物を感じよう
どんな展開になるかわかりませんが一緒にいかがですか?