世界遺産スマトラのジャングルDeオランウータン ⑤ジャングル後は高級ホテルで勉強
世界遺産スマトラのジャングルでオランウータン探しの旅では無事オランウータンや他にも何種類かの霊長類に出会え、急流の川を何度か横断してキャンプサイトに到着。
河岸で地元料理が振舞われパパイヤの蒸留酒カンプットとビールで夜が更けるまで盛り上がった後、テントで横になっていたものの興奮していたからだろう何度か夜中に目が覚めた。
外に出てみたら満月が辺り一面、電灯が無くとも歩ける程まで照らしてくれ写真を撮ったら幻想的な画像が出来上がった。
朝を迎え朝食はスマトラコーヒーとスマトラ風サンドウィッチにたっぷりのフルーツ。 スマトラコーヒーはコーヒーの産地だけあって濃くてキリッとした味わい且つ、下に沈殿した甘い練乳がその濃さにまろみを与えてくれ癖になった。 食べ終わった頃 既にキャンプサイトは跡形なく片付けられ、残るは村に戻るだけまで準備してくれていた。
結構歩いて上流域にあるこのキャンプサイトに辿り着いたから戻るのにも一苦労だろうと予想とは裏腹にタイヤのチューブのイカダが2つ用意されイカダで川を下り村に戻ることになった。
チューブライドDe急流下りは予想以上に大迫力で盛り上がり、あっという間に最初の村に到着。
皆で記念撮影後、これから4時間掛けてスマトラ一大きな街メダンへ向かう
移動中、ウィルソンの故郷に立ち寄り彼の友達と再会した。 その一人に川魚捕りの師匠でありながらバナナ売りを生業としている方と出会った。彼の売っている何種類かのバナナを食べ比べし、甘みや酸味、触感など種類によって味が全然違うことが実感できた。お陰でバナナでお腹一杯になり良い中休みができた。
僕らを乗せたバンはスピードが出せない程の悪路を進み続け、ようやくスマトラで1番大きな町のメダンに到着した。ヘロヘロ状態で向かった先はメダン1とされる高級シティーホテルJWマリオット。 セキュリティーチェックを済ませホテルに入った途端、何日かぶりに感じた隅々にまで行き届いくエアコンの冷風が僕らを極楽浄土へと導いてくれたのだ。
ケンイチローさん 途中に頂いた大事なバナナを片手に高級ホテルに入って生き返る
メダンのランドマークとされるこのホテルの部屋からの眺めは街が一望出来、バスタブでも癒され、翌朝の朝食はバラエティに富んだブッフェで至福のひと時を過せた。
先ほどまでのジャングル生活に対して今回のホテル滞在は正に別世界。 このギャップ(体験&経験)の幅が豊かさの物差しなのかもしれない。
連絡先や翻訳等あらゆる情報で自ら動かずに楽してインターネットで知れたり行ったつもりになれる。 近未来は更に便利になって人の手が必要無い(ロボット)オートメーション化が急速に進み、僕らの雇用が奪われてしまうかもしれない。
これから僕らがロボットに勝るのは何なのか?と自問自答し続けても明確な答えが出ないけど、アイデアなどの発想力や、人と人とが結びついた時の化学反応などの人間力かと思っている 実にそう思いたい。
ではその人間力ってどう鍛えられるのか?
僕の一意見であるが、自然から学び経験や体験をすることこそが人間力を鍛えられるのではないかと思っている。
実際に自らが赴き、汗水垂らして五感を駆使し自然から学んだ体験や体感を蓄積したことで、面白いアイデアが湧き出たり、自然の動きや流れなどのシステムを学んだことで、様々な出来事に置き換えられ俯瞰から見渡せられたりるのかもしれない・・・
今回企画したエクスプローラーOji スマトラのジャングルでオランウータンと7種類の霊長類探しの旅では勉強させて頂いた
長々とありがとうございました 又一緒に遊びに行こう!! おしまい
観光から旅へシフト 自分の足で本物を感じよう
どんな展開になるかわかりませんが一緒にいかがですか?