スリランカ 生ゾウ探しの旅 当日! 見れたのか??
午前中は暑い中ポロンワルナを見て周った。
僕の体も限界であったが、次なる場所は当初の目的でもある生ゾウ探しだ。
ドライバーのロハンがサファリ情報をゲットし午後3時から夕方を狙う。
集合時間に登場したのは旧式のランクル
乗るだけでサファリな気分にさせてくれる。
ホテルから1時間弱行った所に「今ゾウを見るならカウドゥラ国立公園!」と現場を知るプロの彼が教えてくれた。
乾季で雨が少なく湖の水位が下がった時、エレファントギャザリングと
呼ばれ、ゾウは水浴びをしに湖に集まってくる時間帯を狙う。
国立公園で手続きをしている間にグレーラングールが国立公園の
事務所の屋根をバンバンと飛び交っていてた。
国立公園の担当レンジャーが車に同乗しサファリスタート!
スリランカン航空のモチーフ
もちろん野生のインドクジャク
初めてお目にかかった時は感動的であったのだが、
最初の感動が消えてしまう程、あちらこちらに姿を見せてくれた。
次回は孔雀がメスに求愛をしているダンスを見てみたいものだ。
ここはインドオーストラリア自然区だけあって、
アジアでは見れないホンセイオウムも木の窪みに顔を出す。
クロトキが湖畔で餌探しに没頭し、
インドトキコウがV字の群れで飛来する。
この子は
インディアンローラーと呼ばれるインディアンブッポウソウ。
そしてそして とうとう現れてくれました!!
生 いゃ野生ゾウ!
30匹はいたであろう メスのチーム
スリランカゾウは比較的おとなしいゾウだそうだ。
夕方湖畔に集まり草を食べ、子供はお母さんのミルクをせがむ
本来地球上にいる野生生物が悠々と暮らしていた。
他にもウオクイワシ
水牛などが水飲みに来ていた。
湖の周りをランクルで走って動物を探す。
水が貴重なんだ そこにみんなが集まってくる
サファリの終盤 内容が濃く既にお腹一杯な内容であったが、
レンジャーがぼそっと「ゾウの匂いがする」と呟いた数分後に、
前回拝見したメスグループのゾウよりも
はるかに大きいオスゾウが単独で水浴びに出てきた。
ゾウは体が熱くなっていると臭うそうだ。
それにしてもレンジャーの一言 なんかいゃに感動したなぁ。
そのオスゾウは車が近くにあって気分が悪かったのだろうか?
車に近寄り威嚇してきた 皆に緊張が走る。
無理も無いここは彼らの土地なのだから
「ゾウさん ゾウさん」と興奮してた源太も近寄って威嚇してきたゾウに、
母ちゃんの手を強く握り、体が硬直するほど緊張していた様子。
なんか それが嬉しかった。
源太がさっきまで「ゾウさん ゾウさん バリサファリもいたね!
ニンジンあげたね」って野生のゾウと動物園のゾウの見分けがつかず、
それをどう源太にわかりやすく説明してあげられるか?と悩んでいたが、
威嚇してきたオスゾウの行動に対して源太が緊張したのは、
何か動物園とは違った 生 本物を感じたのだろう。
後に聞いたのだが、
昔内戦でここまで観光に来るのにはリスクが生じたとのこと。
ただ今はその問題が落ち着いた。
何を言いたいのか?
火肉なもので人間同士の争いや戦い等、
当時は紛争地だったから人の手が加わっていない本物の自然が残っている。
マレーシアもタイとの国境沿にはイスラム過激派の潜伏地であって、
逆に自然が手付かずであり、アニマルプラネットなどテレビ番組が
野生のゾウなどの撮影で来る土地なのだから。
では安全な地には本物の自然はどうなのか?
より人々のニーズに合わせ、主要道路などを作りアクセスしやすく
観光客がごった返し、結局は野生の動物は居場所を無くし、
それでもそれを売りにしている自治体はなんとか野生動物が見れるような
環境をと考え餌付けが始まり、それを観光客が野生って凄いねぇなんて
感じてしまう。
そこには本物が消えてしまっていて
すべて人間の都合勝手なだけの世界が成り立っていたりするのかも。
自然環境と自然のある観光とのバランス 非常に難しい。
僕が今こうして訪れている事自体、同様に自然を潰しているのだろう。
今後どうしていけば自然と観光とのをバランスを崩さず
に本物を見せられるかがこれからの課題であろう。
無事にサファリは終了しホテルに帰着。
その夜は興奮していたのか?真の目的が達成されたのか??
一番体調がしんどい夜であった。
高地で紅茶の聖地ヌワラエリアを訪れるためセーターを用意していたので、
Tシャツにスカーフを首に巻き、その上にセーター&ウィンドブレーカーを
着込む。 このウィルスを熱で葬ってやる!と、
旅の後半であったが気合を入れて床に就いた
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