マングローブは海の揺りかごだが・・・
海亀の話に引き続き、今回はマングローブについて話していこう。
さて、マングローブって何?
海水でも生きていくことが出来る植物の総称。
熱帯地方の川の出口である河口や海岸線に沿って群生してる。
砂などで足場が安定しないため、自分をしっかり保つためにタコ足状の根を生やす
のが代表的なマングローブの種類。
こんな感じ。
川から流れ出されてくる落ち葉や魚の死骸に花や花粉などといった有機物が
最後に海に流し出される前に、このタコ足状の根で貯めていくことで、
水中ではこんな子たちも
わかる? これエビの幼生で大きくなったら何エビになるんだろうか?
エビやカニなどの生き物がその堆積している有機物を食べてく。
また陸上では綺麗どころのナンヨウショウビンっていうカワセミの仲間が
ダイビングしてカニやエビなどを餌にしていく。
そして有機物をタコ足で貯めていく以上に、マングローブも植物だから、
葉や花に実といった有機物をゼロから作り出してくれる。
だからマングローブの森は「海のゆりかご」と呼ばれているんだ。
まだまだこんなもんじゃないし、もっとすごい特徴が山ほどあるが、今回はここまで。
ただしぃっ!!、
都市部など人口の多いところでは、今エライことになっている。
タコ足状の根があるから、有機物を堰き止めてくれる役割をもっているのに、
ポイ捨てなどでゴミまでもが堰き止めてしまう。
上で書いたことなどマングローブのことを知らなかったら、
汚い森 ゴミの森になってしまう。
酷いよね。
海に流したゴミはそのまま流されるわけで、海岸の景観は損なわれないが、
マングローブは、堰き止めることで、人間がこれだけゴミをポイ捨てしていると、
目に見えることができる。
じゃぁ どうすべきか??
簡単なことでポイ捨てしなきゃ良いこと。
みんなどうやってに知ってもらえるか??
そこでちょっと今思いついた。
地元の子供たちに伝えることができないものだろうか?
簡単にはいかないが、少しでも役に立てるものならばやってみたい。
これから忙しくなる時期であるが、そのような機会が出来れば、
よりみんながハッピーになれるかな・・・
実現できたら是非ブログでアップしていきたい。
今日もぽちぽちっと皆さんの足跡残してくださいね。
僕たちバリ島・ランカウイ島でちょっとディープなこと案内してます。