尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

生ゾウ 生トラを見つけの旅

   

先月は本当にいろんなところへ行ってきた。

日本で何泊かした後、マレーシアではランカウイ島しか知らずに14年ぐらい
住んでいたこともあって、ランカウイ以外のマレーシアに触れに東マレーシアの
トレンガヌという地へ行ってきた。

未開拓なところであり、海がきれいで、まだ野生の象やトラなども出没
するような噂を聞いていたので、行く前から 今回はぜひ野生動物を見つたい。
と楽しみにしていた。

滞在中、小型ボートに乗り込み、川の河口からズンズンと川上へ入り込む。
海の森であるマングローブジャングルを回りにみながら、

塩分濃度が薄くなり汽水域になるにつれて、ニッパヤシの森が茂る川になっていく。

また何時間か奥地へ上がっていくと、オーストラリアのような草原が広がりはじめ、
アカシア種の木々が転々とする完全な淡水域の河の支流に入っていた。

このような環境がどんどん変わっていく大きな川を上がることは
ランカウイ島に無いので、ワクワクしながらのリバークルーズ。

目的であった生ゾウやトラは結局みられなかったが、自然の規模の大きさに驚かされた。

ただ、ここまでは素晴らしかったのだが………

残念でならなかったのがひとつある。

ジャングルが広範囲に焼かれていた。

ジャングルを所有しているよりも、開拓してお金にできる土地に変えたがっている。

(もしも自分やみんなだったとしても、そうしているかもしれないが・・・)

油ヤシのプランテーションが眼下に広がっていた。

みんなが食べているポテトチップスやカップラーメンの主成分によく植物油
と書いてある。 また低コレステロールであって、石油から作られる合成油など
よりも、自然に良いとされている植物性油の代表格がこの注目されて高需要な油ヤシ。 

ジャングルがものすごい勢いで焼かれ、黒煙がもくもくと至る所から上がっていた。

自然に優しい植物油を作るために、貴重なジャングルを燃やしてまで必要なのか?

さぁどうするべきなのか??

今も焼かれているのであろうか??

もくもくとした黒煙を遠目から見ながら、
目の前に仲良さそうに2匹のカワセミが鳴き合い低空飛翔で飛び去って行った。

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