尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

バリ島で偉大な人が天界へ そして果たせなかったイベント

   

Ojiです

今年は日本とインドネシアとの国交樹立60周年。

その記念すべき年に果たせなかった夢企画

スカパラとジェゴクのコラボレーション

偶然去年観たスカパラの動画に衝撃を受けたのです。 音楽なんて全然語れませんが、その時に感じた熱く情熱に満ちた演奏と、聞く人の心を揺さぶる熱量とリズム 本当に感動して何度もリピート

その動画を見て、バリの伝統音楽を復活したスウェントラ氏率いるスアールアグン楽団のジェゴクと重なったのです

バリ島で様々な伝統舞楽がある中、個人的にこのスアールアグン楽団のジェゴクは、竹による打楽器アンサンブルで、腹まで響き圧倒する竹独特の重低音は、聞く人を奮い立たせ、スカパラ同様にパフォーマーの熱量が凄いんです。

直接聞かないと全然迫力が伝わらないのが残念。

団長のスウェントラさんは気さくで熱く、魅力に満ち溢れ、今まで坂本龍一氏やフランスワールドカップ開幕式等、世界のあらゆるステージで素晴らしい功績を築き上げられました。

その彼らがコラボしたら、とんでもないことが起きると、猪突猛進である性格の僕は、直ぐに賛同してくれそうな人を探し周り、人脈を駆使し、スカパラが所属する会社やメンバーに話を伝えるまで至ったのですが、残念ながらスケジュールが詰まって厳しいと回答を頂き、どうにかして実現出来ないか模索している際、今度はバリ最高神アグン山が噴火し事態は一変。 そしてようやく落ち着いた頃、ジェゴク率いる団長のスウェントラさんが突然の他界。

僕が一番バリ島の伝統音楽で感動し、その楽団を引っ張っていらしたスウェントラさんの悲報

近年ウブドでワークショップをされたり、このイベントの話をした時もポジティブで沢山アドバイスまで頂いたりと、調子が悪い素振りは見受けられず、精力的に活動されてたのはスウェントラさん自身余命を知ってたのかもしれません。

成し遂げるため想像以上に大変な事が山ほどあったでしょうが、バリ島がオランダ統治時代に禁止してたジェゴクを復活させ、後に世界中のアーティストと共演する等、沢山の人たちを感動させ、本当に素晴らしい人生だった気がします。

僕もスウェントラさんに習い、これからの人生を全う出来るよう日々過ごしていけたらと思います。

先日の火葬式では、竹林に囲まれ、お弟子さんによるジェゴクのアンサンブルで、青空が広がる天界へ導かれました。

スウェントラさんがいらっしゃる時になんとかして盛大なイベントを成し遂げたかった。

うまく進められず、すみませんでした そして本当に感動を有難うございました。

加速度を上げてバリ島の魅力をお伝えします

観光から旅へシフト
バリ島に留まらず、こんな体験やあんな挑戦
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