尾島のひとりごと

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インドネシア スマトラの森でオランウータン探し 筏に乗って川を下ろう

      2017/05/19

インドネシア・スマトラのジャングルでオランウータンと7種類の霊長類を探す旅では、オランウータンをはじめ、フクロテナガザル、ブタオザルやトーマスリーフラングールと4種類のサルに出会えミッションをほぼクリアー その夜はオランウータンに出会った時の事やトレッキング中の出来事が酒の肴になり、大いに盛り上がり一晩を過ごした。

翌朝は雨音ではっきりと目が覚めた けっこうな勢いのスコールだった

雨が止み、川の様子を見てみると明らかに増水して濁流になってる

去年訪れた時の様子

「普段通り村に戻れないかも・・・・」ふと脳裏に過ぎった というのも、帰りはタイヤチューブを繋ぎ合わせ筏を作り、川を下って村に戻るのだが、時々川の中からゴロゴロと大きな岩が水流に押され岩と岩がぶつかる音を耳にし、川が荒れ狂ってるようで恐ろしくも感じた。

毎日ゲストに寝床の準備や料理をする地元スタッフは、かと言って特に気していない様子で、増水してるから少し待って無理そうであれば、この川下にある瀬を越すのが危ないから一旦向こう岸へ渡って、川沿いを歩いて下り大丈夫そうな場所から筏に乗って村に戻ることになった。

キャンプで待つこと3時間ぐらい? 川が落ち着いてきた様に見えなかったが、向こう岸へ渡って瀬を越えた辺りから筏に乗ることとなったが向こう岸にどう渡るのか? スタッフは荷物を大きいビニールに入れてタイヤチューブに乗せて少し川上の辺りから濁流に乗りながら向こう岸へ泳ぎ出した

この子 ついさっき朝食のサンドイッチを作ってくれた男の子だ。

無事に向こう岸へ渡り着いた

荷物を置いて僕らのいる岸に戻るを繰り返し、荷物は全て向こう岸へ運び移せた。 最後に残るは僕らだけ

荷物同様にチューブに乗ってスタッフが向こう岸へ渡してくれることになった。 当たり前だけどライフジャケットを着用し、万が一川に転覆したら仰向けで浮かび決して無理して立ったないようにすることを確認してチューブに乗り込む

この濁流で僕らが乗ってる浮き輪を向こう岸まで運んでくれる 想像以上のことを普通にこなす地元料理人 凄過ぎる。

岸でスタンバイしたスタッフが僕らの乗った浮き輪を受け止め

無事渡りきれた

その後川沿いを下る

途中先ほどの雨で滝になってた川で水浴びしてリフレッシュ

 

危ない川の瀬を過ぎた辺りでチューブの筏に乗り移る

準備万端! さぁ出発

僕たちはただ乗ってるだけで、

地元料理人たちは常に声を掛け合いながら、無事に勢流の川を下りきり村に戻ってきた。

つづく

観光から旅へシフト

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