バリから1.5時間 スラウェシ島deジブリ? もののけ姫 巨大イノシシ乙事主探しの旅
昨年末から2週間に掛けバリ島から飛行機で1.5時間にあるスラウェシ島の旅日記を綴りましたが残りわずかになりました。 沢山の出来事があり刺激的でした 興味があれば是非この旅の最初からご覧ください!
又前回のブログでお伝えしましたがスラウェシ島はアジアの島とオーストラリアの島とが合体して出来上がった島で、周辺の海が深く、長い間、隣島と地続きにならず他の自然との雑交が無かったことで生き物が独特な進化を遂げました。 この島の哺乳類の実に98%がこの島以外に生息しない固有種だからこそ、他に無い摩訶不思議な自然だらけの島です。
そこで今回は
なんとジブリ映画「もののけ姫」のオトコヌシ(乙事主)がこの島で見つけられると情報をゲット 更に詳しい情報を辿ればトレッキングシューズより長靴が必須と嗅ぎ付け、
長靴を買って飛行機に乗りオコトヌシ探しに出発。
飛行機で30分飛んだゴロンタロという街から更に車で4時間の移動
移動途中から広大なトウモロコシ畑の脇道を走り、
床が抜けそうな橋を渡り
車では先に進めないので、車を降りてトウモロコシ畑を抜け
川を横断すれば向こう岸は原生ジャングル!
巨大な多分ラワン系の大木に出会い、ドロドロな道を入ること1時間
目的地到着。 源泉から流れる硫黄や岩塩など豊富なミネラルを求め、様々な動物が集まる沼地で静かにスタンバイ
待つこと10分で親子に出会いました。
イノシシのようでイノシシでない風貌 名前はバビルサ 勿論この島のみの固有種
バビは豚 ルサは鹿という意味 牙が鹿の角のように見えるからだそうです。 鹿の角のような牙を持つのがオスだけなので、更にじっと木陰に隠れてスタンバイしていたら、我が物顔で俺の縄張りを荒らすな!と興奮した様子で親子に突進してくるバビルサがやってきました。
オス登場です! 厳つい風貌で、角でなく牙が発達し過ぎて鼻辺りを貫通し眉間に向かってます。
ニュースで貫通した牙が脳を突き刺し死んでしまうと、死を見て生きる動物と言われてるようです。 どうこんな進化を遂げたのでしょう??と摩訶不思議な動物に出会えました おしまい・・・・
と締めたかったのですが、案内したレンジャーがジャングルで岐路を見失いました。 進めば道が違うと元に戻るのですが、途中一人のレンジャーが闇雲にタバコを吸い始めました 見慣れてる光景ですが、結果無事に戻れた時、タバコを吸った彼が興奮気味に携帯よりタバコ 迷った時は絶対にまずタバコを吸うのが掟なんだ だから戻れたんだ!と力強く僕に話をしたのが印象的でした。
タバコだからでないと思いますが、どんなことが起きても先ず落ち着いき状況を見分けた上で決断し実行する それが一番最速に解決できる方法だと、実際にへんな汗水垂らして体験して学んだ大事な勉強でした。
まだおもしろスラウェシ島の冒険 次回に続きますぞ!
観光から旅へシフト 自分の足で本物を感じよう
どんな展開になるかわかりませんが一緒に冒険しましょう?