尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

ミャンマー国境沿いには・・・・・ タイの王様は素晴らしすぎる

   

ミャンマーの国境沿いにある山岳民族の村にお邪魔した後、

その近くにある


アンカーン王立農業センターにお邪魔しました。

かなり広い面積で王様主導で農業の開発と生産を行っているところです・・・・・

なぜこんなところに??

まず山岳民族についてガイドから聞いたり調べたりすると、
現在ミャンマーの国境付近を中心に十数もの山岳民族がほぼ100万人いるそうです。

ほとんどの民族は19~20世紀に中国 そしてミャンマーやラオスなど
焼畑をしながら穀物やお米に野菜などを栽培しほぼ自給自足の生活をしながら
転々と移り住んできた山岳民族。

5~10年の土地のサイクルで移住を頻繁に繰り返し、移住先の村の家は竹や草などかなり簡易的であり
エコロジカルな作りで生活してました。

又奥地だけありタイ政府の目が届きづらく、タイ人が低地の水田でお米を耕すのに対して、
平地が無く灌漑しにくく人気の無い山岳地帯であれば、タイ政府や周辺の人達との摩擦は生じることなく
細々とくらしていたのでした。

ただこの半世紀の間に状況が一変!

全然政府の目が届かないからこそ?

ヘロインの原料であるケシの栽培が拡大し、その麻薬組織などが牛耳り、
ここに住む山岳民族の人達からすると大事な現金収入となり、
周辺諸国の共産化に伴って、タイ政府は国境の警備強化、
そしてタイの経済発展による土地や森林の開拓も重なり、
ラオスやミャンマーから山岳民族の流入もタイ政府は無視できなくなりました。

そこでタイの王様はこの悪い状況を打開すべく、およそ30年前自らその地を訪れたのです。

そこでタイ側に移住したい山岳民族に対して、
「タイの憲法に反さず、今栽培しているケシの栽培を辞めれば
タイ王国の国民として認めてあげましょう」
と。

民族からしたら 
「ケシの栽培が出来なくなれば現金収入が無くなり住めなくなる」と。

「では皆さんのために道路、学校など有意義な生活が出来るよう私がこの地を農業開拓し、
皆さんが仕事が出来るようにしましょう」

とここアンカーンだけでなく、王様は直接対話をしながら同じ環境の土地を巡り 


王様主導でのロイヤルプロジェクトが始まったのでありました。

そして王様はただ単に後は下部のスタッフに任せることなく、
自らが率先され農業開拓がこの辺りを中心に進んでいっておるのです。

今ではチェンマイやバンコクの空港に

ロイヤルプロジェクトで生産された蜂蜜やコーヒー 農作物など、
ものすごい高品質でアンテナショップとして販売されています。

ロイヤルプロジェクトの物品は本当にお土産としてもお勧めです

ここアンカーン山地では標高が2000m弱ぐらいでしょうか?


朝方は気温13度でかなり冷え込んでました。

だから農作物からしたらとても良い土地なのかもしれませんね。

その次の日はそのロイヤルプロジェクトのレストランで出来たての


ガーデンサラダをいただきました。

タイ料理は何をオーダーしても外れが無い程に、とても美味しいのですが、
このガーデンサラダは本当に野菜のミネラルやビタミン そして王様が率先して立ち上げられた志など
本当に体の芯まで身に染みて美味しく頂きました。

その後この地を離れ


パーホンポック山国立公園の見晴台に来ました。


この低地の無い山岳地帯に今も尚、山岳民族が独自の文化芸能で生きていることなのでしょう

ここで山岳民族のパートはいったん終了し、次に向かったのは・・・ 続く・・・・・・


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