ちょっと調べてみた・・・バリ島のお祈りにはどんな意味があるのか？ その１
バリ島に住んでいると、
バリの人たちがお供えするところ、お参りしている姿を
よく目にする。
そこであのお祈りについて
どんな意味があるのかをバリの僧侶に聞いてみたり調べてみた。
基本的にヒンズー教は沢山の神々がいらっしゃるが、
火の神ブラフマー 水の神 ヴィシュヌ 風の神 シヴァ
の３神一体（トリムリティー）が主となる。
火の神であるブラフマー神 アイデアの神とも呼ばれる創造の神。
水の神 ヴィシュヌ神 維持の神であり守護神。
風の神 シヴァ神 破壊の神であり次の世界創造に備える神（実行）。
例えば、
悩み事を友達に相談したことで解消できたりする。
そんなときは継続の神であり守護神のヴィシュヌが助けてくれたそうだ。
そしてアイデアが出てこない時は、創造神ブラフマーにお尋ねし、
行動に移す際には実行の神でもあるシヴァにお願いをする。
創造・継続・行動と３つから成り立っているとのこと。
またお祈りに必要な3点セット
１．お供えもの（花や葉などがお供え物に入っているが、これはシヴァ神）
２．線香（火の神 ブラフマー）
３．聖水（水の神 ヴィシュヌ）
お祈りの最後に僧侶から
聖水で3回頭を清められると供に良い考えを持ちなさいと。
その後聖水を3回飲む。
それは良い言葉を発しなさいと。
そして最後に聖水を3回頂き、頭や顔をつける。
これは良い行動をしなさいという意味に通づると。
その後僧侶からお米を頂く。
そのお米も頭の額につけ、良い考えを持ちなさいと。
そして3粒飲み込む 良い言葉を発しなさいと。
そして残りのお米を手で払う 良い行動をとりなさいと。
良い考え、良い言葉、良い行動のことをヒンズーでは
トゥリカヤパリスダと言うそうだ。
そんなこの世の中がトゥリカヤパディスダで生きていってもらいたい。
そして今日もぽちっとみなさん足跡残してくださいな。
ちょっとオタクなツアーやってます。
