バリ島に桜のシーズン?
バリ島のレンボンガン島はサンゴ礁が隆起してできた島。
雨が降っても地中に貯まらず海へ流れ出てしまい
真水を蓄えることができない島だからこそ、農耕に不向きな地。
今は乾季に変わり、雨が全然降らないシーズンに入った。
観光客からしてみたら やはりガンガンと降り注ぐ太陽が出なければ
南国に来た感じがしないので、今からはベストシーズンと呼ばれる。
ただ
雨が降らない
水が貯まらない
レンボンガン島の植物からしたらストレスフルな環境である。
そこで過酷な環境でも生きていけるように適応できてる植物が生き残っていく。
この子
今はピンクの花々を咲かせている。
なんだか日本の桜って いゃ桜ではないかぁ。
木の中にいる自分の水をできるだけ外へ蒸発させないように
葉は全て無くす。
葉っぱの無い木に みんなに目立つピンク色の花が咲き乱れている。
過酷な環境になると、生き物は子孫を残そうという脳にある
メカニズムが発令されると聞いたことがある。
ずっと見ていたら、3匹のミツバチが一生懸命に花粉を運んでいた。
このミツバチたちが受粉を助け、また新しい子孫につながっていく。
みんな必死に生きている。