尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

レンボンガン島でカツオ漁の修行へ出た。

   

レンボンガン島に一泊した。

いつもツアーでお世話になっている漁師のミスター・ワヤンからイキイキとした声で
「おはよう 一緒に漁に出掛けよう!」と誘いの電話が入る。

電話が掛かってきた時間はなんと早朝4時30分。

寝ているわ そんな時間に誘っても。

だがこんな機会は滅多にないぞ!とバタバタと身支度をして用意する。

空はまだ真っ暗。
ワヤンのバイクの後ろに跨る。

風が肌にあたって心地よい、空を見上げると満天の星空。

久々の早起きは気持ちが良いっ
「早起きは三文の徳 いいことがあるぞ。」

漁の前にバリコーヒーで一息。

懐中電灯ひとつでワヤンが漁に出るための網を用意して
ボートで大海原へと出発。

辺り一面暗いのだが、東の方より若干ながら薄明るくなってきた。

自分は自然の素晴らしさに浸っていたのだが、毎日しているワヤンは
手際よく網を海へ流していく。

網を入れ終わってから、引き上げるまでの20分ほどの間にワヤンと僕は
トローリングをしてみると、さっそく・・・・・・・

出ました!

1キロほどの マルソウダガツオ!!!

メタリックシルバー・・・・ 
素晴らしい光沢のある色に速く泳ぐための美しいボディー。

無駄というものがない完璧な姿。

その後ワヤンが降ろしていた網を引き揚げると、
何本も同じカツオが揚がってくる。

手伝おうとしても、逆に役が立ちそうになかったので、
今回は迷惑にならないよう端から見ていると、

東部より真赤な梅干しみたいな太陽が顔を覗かせた。

どんどんと上がってく。

ワヤンもドンドンと網を揚げ、カツオを手際よく捕っていく。

僕もどんどんと太陽を見て高揚する。

今出ている太陽があって、みんなが生きていると、
大海原で太陽光に照らされているワヤンの後姿を見ながら
ふと思った一日のスタートであった。

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