尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

これからの世代にとって!

   

今日はそれほど忙しくなかったから、
常々したいことがあったので今日それを実践してきた。

それは・・・・・

この村に住んでいる次世代に活躍する子供たちに、
本当の自然の面白さや凄さを知ってもらおうと、
ボートを貸しきって 自然の観察会をする。

目的は??

表向きでは自然との調和をもってエコツーリズムの
観光開発を進めている島ランカウイ島であって
観光客が目に見えてどんどん増加していて、
地元の人たちからすると嬉しい悲鳴なのが現状。

ただし!!!!!

観光客が日に日に増えていく → 観光ボートを増やす → ボートマンを探す

→ボートマンが足りない → 誰でもいいから人を探す → 無知な若い子が働く。 

知識が無いから 知識以外なことで観光客を喜ばせるために、
どんなことをしているのか??

1.ボートのスピードを出してみる

2.サルや鷲や熱帯魚などあらゆる動物に餌付けをする。

そうしたことははじめてみることであって観光客は楽しんでいく。

でも長い間マングローブを見続けた尾島は??

ボートのスピードを出す一方で、マングローブの干潟が削られて、
大きな一本の木を支えていた根は支えきれずに何本も倒れ、
餌付けをすることで、本来の自然は見せられず、生態系が物凄い
勢いで崩れ、マングローブの森が泣いているように感じいてる。

このままでは大人になった時に、本来の自然が
まったく無くなってしまうのではないか? 
と心配だったからこそ今日はかなり大事な日でもあった。

今この現状を大人たちに伝えてみても、目の前にあるお金が付きまとう
リズムの中にいることで、聞く耳をもってくれなかったこともあって、
それならばと、ここの子供たちに自然のことを知ってもらい、
将来 すばらしい自然とうまく共存できる人間になってくれればと願い
観察会を行った。

当日、普段見慣れているマングローブに興味があるものか?と心配したが、
20人弱集まったのは嬉しかった。

ボートに乗って、コウモリやマングローブ、そのほかその周りにいる
小動物などを、慣れないマレーシア語と、リピーターの小川さんが描いてくれた
動物の絵を駆使し説明をしてみた。

びっくりしたことは、マングローブは何なのか?自然のことなど全然無知であからこそ、
尾島のクイズ形式の説明に食いつきが良く、
初めての試みであったものの、主催した私も本当にやりがいがあった一日だった。

将来 マングローブをはじめ 自然がこのままであって、
人間と自然が調和した世の中になってもらえたら、素晴らしいことだ。

 - ランカウイ島(マレーシア)