尾島のひとりごと

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今日はアースデイ バリ島から地球について考えてみよう

   

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今日はアースディ 地球について考えてみよう!

改めて地球のリズムの中で僕らは生かされていると気付かせてくれる日があるってとても良いものですね。 今回はそのテーマからバリ島の人達の考え方について紹介しようと思います。

バリ人は2極の中でバランスを取って生きていると言われ、神鬼 右左 上下 男女 白黒など2極は沢山ありますが、中でも最たる2極が山に対して海とされ、単に神様が善で鬼は悪ということで無く2極のどちらもがバランスが崩れてしまったら成り立たないとされます。

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バリ島の考え方から、善のバロンと悪のランダの戦いから2極のバランスを共有するバリ島で有名なバロンダンス

神の山、鬼の海は僕らに何を与えてくれるのか?

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海から蒸発した水分が含まれた空気が山の傾斜で上がっていけば急激に冷えて雨を作り、山が火山であれば鉱物栄養で植物に必要なミネラルが大量に放出されて土壌が肥え、山中内のマグマが噴火で放出すれば山頂部の重さで山頂が陥没。

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陥没部へ雨水が溜まれば自然のダム湖となり乾季でも常に水の供給がされる。

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自然のダム湖から流れ出る一定量の水を土壌の肥えた広範囲の棚田にどう供給できるか?と出来たのが、2012年ユネスコの世界遺産に登録されたバリ島の水利システムであるスバック

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水の管理をするので時期によって水を張らない棚田もありますが、休ませず少量の水でも育つ枝豆やインゲン、落花生に大豆などを植えます。 このマメ科の植物は空気中にあるの土の栄養の窒素を土壌に溜め込んでくれるので、空気から肥料を作り出すことができる植物なのです。 よってお米はもちろん枝豆に落花生などが豊富に生産できるわけですね。

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家で鶏や豚やアヒルも飼うことが出来ることで人間の体を形成するのに必要なたんぱく質も得られ、アヒルを水を張っている棚田に放てば、泳いだり嘴で土をついばめば水を拡散し水中に酸素も供給され、棚田内の虫を食べて害虫駆除、アヒルの糞で更に土壌が肥えてくることをしているわけです。

山が土壌を作り、海から水を得られ、太陽で植物が育てられる

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まさに自然のサイクルにバリ人が共有したバランスのある生き方だから自然に尊敬の念を抱き、神様(自然)へ感謝するお祭るがあるので、世界各国からその風習や文化を見に多くの観光客が来てくれる魅力ある島です。

地球と僕たちとの関係

ただこのシステムはお金の動きが少なく、服や旅行、レストランで食事など贅沢が出来ません。 お金主体の動きで豊かや貧しいを計る物差しであれば、自然と一緒に生きてるバリの人達は貧しいのかもしれません。 ただ何事もお金が第一で考えるようになっていくと自然が僕たちを生かしてくれていると思わ無くなって、僕たちの私利私欲が暴走し続けていけば自然のバランスが崩れ、最後は何も無くなってしまう気がします。

今僕が生きれるのもお金があるからですが、地球の自然のサイクルとお金の動きを考えた上で、どのようにお金の貯め、使い方を考えていくことが一人でも多くの方々に気付いてもらえたらと思います。

そのきっかけを見つけられる島こそこのバリ人の生き方なのかもしれません。 何事もバリの人達のようにバランスを取りながら生きていきたいと思います。

おしまい

九州で今も尚起きている震災が早く収束しますように。

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