尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

世界遺産スマトラのジャングルで出会った森の住人オランウータン② 

   

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スマトラの森はオランウータン以外に霊長類が7種類  今回は何種類?いや何も出会えないのか??とワクワクしながら森へ入った

二日目の朝 幸先よくホテル辺りを悠々散歩してるロングテイルマカカザルの群れを発見 まず一種類目!

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僕らは朝食を済ませて早速トレッキングスタート 7歳のユイと11歳のハナ&パパママ そして僕たちにとっても大冒険。 他4人の現地ガイドが僕らをナビゲートをしてくれオランウータンを探し出そうと試みた。

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トレッキング序盤はオランダやイギリスなど西洋列強の時代の産物である大型農園であるゴムのプランテーションを歩き続けた。 ゴム樹液を採取するカップに雨水が溜まりボウフラが羽化しやすいせいか?蚊の襲撃に熱帯ジャングルのサウナ地獄が加わって誰もがKO寸前に陥ってしまったが、無事にプランテーションを抜け国立公園の入り口へ到着。 ここからは人の手が入らない原生のジャングルだ!

途中現地ガイドの足が止まった 向こう20m先の森がバサバサと騒がしく揺らいでる。 木から木へ公園の運艇を渡るようにシロテテナガザルが10匹の大家族で集団移動していった。 やったぞ2種類目!

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シロテテナガザルは家族で花や実を主食とし木から木へ移動しながら樹上生活をし、朝夕ジャングルが木霊するほどの大きな吠え声で相手に縄張りを知らせる。 ジャングルでの出会いで興奮したか?今までの疲労がぶっ飛び目が覚めた

ゴム農園のカップがあるか無いか?蚊の生育環境の変化からか?ジャングルに入って蚊の襲撃がパタッと無くなり平坦な土地を歩くこと30分程してオランウータンに遭遇! やったこれで3種類目!

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インドネシア語でオランは人でウタンは森を指し、以前はマレー半島やジャワ島にもオランウータンがいたが既に絶滅したらしく今はボルネオ島とこのスマトラ島の2島のみしかいない。

オランウータンをインターネットで調べるとチンパンジーと並んで人間に次いで高い能力を持つと記されていた。マジックに驚くオランウータンの動画を見つけた 本当に驚いたリアクションだとしたらびっくりだ。

実はこのスマトラの熱帯雨林は2011年に世界遺産の危機遺産として登録 急激な経済発展に伴って違法森林伐採にパームオイルなどプランテーション農地の拡充、そして密猟などで森が壊滅状態となりスマトラとボルネオのオランウータンの生息数は100年の間で8割も減少 この貴重で豊かなスマトラの素晴らしい自然を残していこうと登録されたらしい。

パームオイル需要が増加しジャングルから農地へ転換するため森を焼き払い続け住み場を失ったオランウータンを保護して森へ戻す取り組みをしていた場所で30年で計700頭のオランウータンを森へ戻したらしいが、失っていく森で暮らしにくい状況が続けば生き延びれずに息絶えてしまうこともあるだろう 今は15頭のオランウータンが観光客がくれる果物を目当てに近辺の森を周っている。

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経済発展のためジャングルが猛烈な勢いで減少していく中でリハビリされて森へ返されるオランウータン  でもそこには以前のようなジャングルが無いし、どんどん無くなっている。 お母さんに甘える赤ん坊オランウータンのしぐさにに癒されながら解決出来る方法はないのか?を熱帯ジャングルで考えさせられた。

次回に続く・・・・

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