尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

石垣島 一泊キャンプ

      2016/02/04

石垣島でカヤック最終修行は1泊キャンプ。

風速10m・向かい風の中、
リーフ内で白保から北端の平久保崎まで漕ぎ近場で一泊。

次の日は追い風で追い波の外海で戻る。

今回は八幡組ちゅらねしあのなんぺ~さんが同行してくださった。
若くして脱サラして八幡組に入った爽やかな好青年。

八幡さんから指示をされず、一人で考えて 単独で身の丈10cmづつ
スキルを学び立派な八幡組として活躍されてらっしゃる。

そんな彼に初めてお会いした際、物腰が柔らかく 
気を使ってくださるのが印象的で、僕が硬い表情だったのか?

「カヤック修行とはいっても、ちょっとは楽しまないとと思って」
と夜は火を焚こうと提案くれ気分を柔らかく解してくれた。

で・・・・本番当日
強風10m以上の向かい風の中、どこまで漕いで行くことができるか?

ただ僕の中では単に石垣島一周計画を断念してしまったこともあってか、
初日になんぺ~さんから「この調子なら一周行けそう」と言ってもらえる
ように一周できそうなペースで自分のスタミナを考えずハイペースでがむしゃらに漕ぎまくった。 

それは無謀なのか?

いゃっ違う

どれだけ漕いで行けるかを試さねばならない限り自分自身を把握出来ない。
今回は自分のガソリン(スタミナ)とエンジン(馬力)がどんなもんかを
確認してみようと試みたのだ

八幡さんから修正してくださったフォームになったおかげで、
もちろん疲労はあったのだが一日中漕ぎ続けることが出来、予定以上に
距離を稼げたので、目的地を折り返し 翌日のテーマだった追い風&追い波
を石垣島の先端から外海へ出て漕ぎ出す

リーフ内は浅いため海底が見えるし、波がブレイクしてからのヨロヨロ波が
入ってくる程度なので安全なのだが、
外海はまず海の色が違い黒青く
高所恐怖症な僕からしたら慣れて無い分そこにいるだけで怖気ついてしまう。

又そこまでの高波では無かったが、後ろから来る波は楽かと思いきや、

いきなり波に乗ってしまいそうになり、バランスが崩れ沈しそうになるのを
びくびくしながら後ろを気にしながらに漕いでいく。

とその時・・・・・

2~30cm程のトサカ?が水面を出してきた。

サメ?? 30cmの背びれったら・・・・・・・・・・どぉでかいぞ

そして追い討ちを掛けるようにナンペ~さんが
「サメ?、 尾島さんパドルしないように」と注意を促す。

ドクドクドクと心臓の鼓動が秒速のごとく脈を打ち、
青黒い海からヒレが突如出てきていきなりこっちに向いてきた。

怖っ!

でもよ~く見てみると、ヒレが片方のほうへ湾曲していた

1.5m程のマンタが4~5枚 水面に姿を現したのだ。

しかも通り過ぎていかず10分ほど僕たちの近くを泳いでくれた。

それにしてもデカイというか 青黒い海から出てくる生物はなんであろうと
環境に慣れていないからか?マンタといってもびびるもんだ。

その後、ウミヘビや一畳ほどの海亀が顔を覗かせ大自然を肌で体感。

でも今回の一泊カヤック修行の前に個人的に漕いだこともあり、

疲労というよりも、手のひらに沢山のマメが出来、
海水に浸かるため薄皮がめくれまくり手に力が入らないままに外海を漕いだ。

そして無事良さげなビーチにランディングし、キャンプ支度を始める。

僕自身今まであらゆることをローカルスタッフが全てをしてくれていた
だから自分で行動することを怠っていたこともあり、
(多分お金があればなんでもやってくれる体質になっていたのだ) 
今回もなんぺ~さんにおんぶに抱っこ状態だったが、次回こそは誰にも
聞かず全てが出来るようなんぺ~さんがすること成す事を忘れないよう
頭に叩き込もうと必死だった。

そして笑けたのは、八幡さんは海では達人なのは前にも記述したとおりだが、
陸地では物忘れが酷く、今回も八幡さんがなんぺ~さんに伝えた通りに
キャンプ道具などを用意したが、やっぱりいくつか備品が足りず、

あれぇ??? これなんだ?? 冬なのに夏用のテントだ 等等・・・・

なんぺ~さんはそんな時こそ考えてこのような状況でも最善の策を導き出す。

これこそ 八幡さんがおっしゃってた 

いつ何時どんなことが起こるかわからない、
その状況下で考え 答えを導き 行動をする。

これは八幡さんの単なる物忘れなのか? 
いゃ少しでも過酷な状況を作り出し、スタッフに考えさせ、
より良い答えを導き行動させる演出なのか?

天才なのか? 単に物忘れが酷いのか?? 
天才と○○は紙一重と言うが、
いゃはゃ八幡さんの凄い仕込みで笑わせてもらった。

そして提案どおりにナンペ~さんが火を焚いてくれた。

なんでこうも火って温かいのだろうか?
北風が吹く中温かさが肌身に染みた。

火を焚きお湯を沸かしてカップラーメンを啜る。 
いろんな料理を手間掛けて食べるのも良いのかもしれないが、
1.5倍スーパーカップ味噌ラーメンはこの上ない極上な幸せであり、
僕だけが 石垣焼酎の八重泉のボトルを空にしてしまう程、2人でいろんな
話をし、めちゃくちゃ楽しく過ごさせてもらった。

翌朝又漕ぎ始める。
手がマメの上にマメが出来、血が染み出し 手に力が入らず、
それ以上に前夜に気持ちよくボトルを空けてしまったほど飲んでしまった
八重泉が体から抜けず、前日に続き追い波&追い風を漕ぎ出す。

緊張すると喉がカラカラになるとはこのようなことなのか?
いゃ呑みすぎて脱水症状になってたのかもしれない。

暑いのに汗が出ない緊張してるのに・・・体中が八重泉だ。。


途中水をがぶ飲みしながら、最後まで漕ぎ続け結果、2日間で60km程を
漕ぐことが出来た。

長かった1泊キャンプを終えた。
そのまま宿に戻ったが、体が緊張と興奮で全然寝付けなかった。

本当に良い体験をさせてもらった。
なんぺ~さん 本当に今回付いてくださってありがとう。

そして八幡さん このような場を作ってくださり本当にありがとうございました。

石垣島八幡組 ちゅらねしあでは、身の丈10cmをテーマに
おもろいシーカヤックを利用してツアーをしてます。


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 - 石垣島, 日本