尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

ジャカルタから日本人学校の生徒さんがやってきた!

   

今日は前回のブログでもお伝えしたバリ島の暦でクニンガン。

僕たちの地上界に戻ってくださった神様からご先祖様たちが
天界へ戻る日で、日本では送り盆のようなもの。

だからバリのスタッフらはご先祖様をお送りに田舎に戻って休みなので
今日は僕がオフィスの留守番だ。

僕も神様が何事も無く天界へ戻られますようにと
会社に供えてある神棚でお参りし今一息ついたところ。

そうそう!先月100人ほどジャカルタから日本人学校の生徒さんが
マングローブと海亀からバリ島の自然を知ろう!とバリ島へ来てくれました。


生徒さんが来る前に珍しく真面目にバリ倶楽部ミーティング


そして生徒さん到着


今回の場所はクタ方面からサヌールへ向かう途中にあるセランガン島


うちのウィルソンも


マデもバリ倶楽部スタッフ一同気合入れての自然の説明。


マングローブのことを知った上でマングローブの植樹体験

そして海へ移動して、

海亀放流体験をしてもらいました。


海亀保護センターではスワルタ君が最後のレクチャー。

そこで・・・・

ご存知ですぅか?? セランガン島??

以前はローカル船で行き来し電気に道路等インフラは
全然整ってなかったからこそ、大型ホテルやレストランは無く
人工的な光源が無い環境だったので、多くの海亀は夜、
産卵をしにビーチへ上がるような自然豊かな島でした。

そこからこの島を海亀の島と呼ばれるようになったそうです。

その自然豊かなセランガン島が一転!
1996年この島の一大リゾートアイランド開発がスタート。

バリ島との間に橋を作り島間を行き来が出来るようになり、
元々あった島の面積の2倍以上を埋め立てされてしまいました。

海カメや渡り鳥等 結構多くの動物はマグネット(磁覚)を
持っているとされ生まれた地を覚えているので、海カメは大人になり
産卵する際は生まれた地へ戻ってくる。

10年以上経ち大人になって戻ってきたらビーチが無い・・・

そうなってしまったのがこのセランガン島。

又WWFによると1970年代アオウミガメを世界で一番消費している島が
このバリ島だったそうで、海カメを食べる習慣やバリヒンズー教の祭祀事で
神様へのお供えとして海カメを利用しているなどで急激に生息数が激減。
*現在政府によって禁止されてます。

そこでまた元気に海亀に戻ってきてもらおうと、


セランガン島内にWWFとの協力のもと村の自治体とが共同で海亀保護センターを設立。

毎年何千という海亀を羽化&放流をさせ、何匹かの海亀はヒンズー教の
お供えとして提供するなどの活動。

嬉しい事に最近では人工的に埋め立てて作ったビーチに少しづつ
海亀が産卵のため戻ってきていると話を聞けた。

よって今回海亀を放流したビーチは人工的に埋め立てて作られたビーチで、
埋め立てされた端あたりにあるマングローブが成長しているエリアで植樹を行った。

海亀の放流は決して良いことではない!など賛否両論である中、
生徒さんらによって放流した海カメが今後あらゆる試練の中で生き抜いて、
又このビーチに戻ってきてもらいたいものだ。

昔から生き続け、ビーチ サンゴ礁 外洋 マングローブとあらゆる生態系のトップあたりに君臨する海亀は海のシンボル

海亀がそこにいる生態のトップが生きていれる環境がある未だそこまで崩されていない自然があるということであり、

これから海亀がバリ島のみならず、
いろんな海で昔のように見られるようになると良い そう願いたい。

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