尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

いかがなものか?? 餌付け天国? ネイチャーツアー? 偽善者ですが・・・

      2016/02/04

今回はマレーシアにいる時、最後に綴ろうと思っていた。

結構 真剣に考えたこれからのネイチャーツアーについての内容。

マングローブクルーズカヤックDeジャングルを案内しているとき、
轟音を立ててスピードボートが猛進&横切って行く。

お客様を楽しませようと思って、ボートマンがエンターテインしているんだろう 
もちろんお客様もボートそのものに乗る機会が無いので、そのスピードに大喜び。

僕の本望はボートのスピードも楽しいんだろうが、
よりこの自然の凄さや面白さを知ってもらい楽しんでもらいたい。

一生懸命に支えているマングローブの森が可愛そうでならない。

また餌付けをいろんなところで行っている。

動物が間近で見れるなんて機会は滅多にないので、お客様は大喜びなんだな。 

トビやワシの餌付けのシーンがこんな感じなんだけども、
そのエリアには餌付け待ちの子達が何十羽もスタンバイ。


 
餌付けをしなくなったら、野生に戻って餌を見つけられるのかが心配だ。 

インターネットのニュースで読んだことがあるんだが、

東京のカラスが現代病である肥満体質で飛ばなくなってると。

鳥やコウモリといった動物は飛ぶために、
地球の引力に逆らって、余分なものを差っ引いている。

骨の構造から、全体の脂肪のパーセンテージから、
余分のDNAまで出来るだけいろんな部位を犠牲にして差っ引き、
軽くして飛んでいるんだ。

ある意味 飛ぶってとても凄いことなんだよ。

もうこの光景は不自然にしか見えない・・・・・。

アンネイチャーツアー

僕らも通り過ぎるときに、迫力があるのでちょっと止まってしまう。 
こんなことを語っている自分自身が偽善者なのだが・・・・。

また世界一と言われるジャワ大コウモリと、
ヒメ大コウモリの2種類が固まってコロニーを作っている島がある。 

そこでもオヤビッチャという熱帯魚の餌付けをしてるんだな。

普通の自然界ではありえないオヤビッチャだけの数。

手を入れただけで、餌も無いのに凄い勢いで餌だと思い込み近寄ってくる。

まさにハブロフの犬状態でびっくりだ。

この近辺にいる他の魚に絶対的に影響があるんだろうな。

他にもロングテイルマカカというニホンザルと同じ種類の
カニクイザルが沢山いるんだが、そんな子達にも、餌付けを・・・・

マナーを作らないと どんどん昔の自然が破壊されて 
自分たちで魅力のあった自然を壊していってしまう気がしてならない。

もちろん ちゃんとしたネイチャーツアーを行っている会社もあるのだが、

今では同業者が急激に増えすぎ、価格競争になってしまい、
手前先のお金のほうが、重要みたい。

ちょっとやっぱりなんとかしたい。

そして皆さんにも伝えたいんだな。

どこかの観光地で餌付けなど行ったりするツアーは山ほどあるけども、
それは僕たち人間勝手な行動であり、不自然にさせてしまい 
自然そのものの絶妙なバランスを崩していると。

難しいぞ 
 自然観光に対して自然環境

ランカウイ倶楽部のツアーはどうか?っていうと、もちろん餌付けはしたくないが、
エンジン付きボートで周遊する。 

エンジンを使うから、ガソリンをばら撒く 
自然に対してはやっぱりバランスを崩してしまっている。

だからランカウイ倶楽部のツアーはエコツアーなんて呼びたくない。

若干ながら自然のバランスに対して多少ながらにインパクトを与えてしまうが、
それ以上にツアーを通して自然のことをより知って、絶妙なバランスの中でいろんな
生き物が生きて生かされているってことを紹介したい。

そして参加してくださったお客様が何か感じていただけられるツアーにしたいんだな。

これからも魅力ある自然が後世にも続きますように。

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