尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

バリ島 海亀アイランド

   

先日バリ島のセランガン島に行ってきた。

(場所はバリ中心部から東部よりの島。 一昔前に橋が出来て車でも行けるようになった)

そこは 海カメの島 
とも言われていたそうで、以前は沢山の海亀が卵を産みに来ていたらしい。

今はというと・・・・・・・・

島の倍以上もあろうか? 広範囲を埋め立て一大リゾート地区を作ろうと計画され、
その時にバリ島からもアクセスしやすいようにと本島とセランガン島の間に橋が出来た。

プロジェクトに関わっていた企業が詳しくはわからないが国の資金を不正に
利用していたことが発覚、計画は途中で頓挫。

今は島の半分以上は埋め立てられた荒廃地になっている。

さて海亀の話に戻そう。

孵化したばかりの子カメは産まれた場所を覚え、10年ぐらいで大人になり産卵しに戻ってくる習性から、
戻っても以前の砂浜がなくなってしまっているのだ。

結局埋め立て後は海亀は産卵しに戻ってくるが、極端に少なくなってしまったそうだ。

またバリ島では祭事などで海亀や卵を食べたりもして、
データによるとアオウミガメの消費は世界一。

少なくなっている海亀の現状を、どのようにして良いスパイラルへと変えられないか?と、
島の有志が集い、持続的の海亀保全やインドネシアの小学校から大学までといった教育機関に対して
海亀を通して、自然環境を知ってもらうセンターが立ち上がった。

そんな海亀保全センターへお邪魔して 海亀についていろいろと教えてもらった後、
ある程度大きくなった小亀を海へ放すのを見させてもらった。

この子はアオウミガメの子供

ある程度水際よりも遠めでカメを放してあげることで、その場所を記憶するのだそうだ。

1億年前から進化せずに行き続けている海亀。
ほとんどが絶滅危惧種であるこの現状。
海亀は外洋だけでなく、砂浜 サンゴ礁 マングローブエリアと様々な自然があって
初めて生きていくことができる動物。

そして、その海は私達が生きていくこに欠かすことができない大切な環境であり、
海亀が行き続けることができる海の環境保全を目指していきたいとWWFのウエブサイトで
載っていた。

これから生き残るため様々な試練が出てくるだろうが、まずは大きくなってこの砂浜に戻ってきてもらいたい

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