尾島のひとりごと

一度っきりだよ人生は! ワクワクドキドキ一緒にしましょぉ

母心??

      2016/02/04

雨の多いシーズンがはじまり、植物はイキイキと緑を付け花を咲かせ、
家の近くではドリアンやランブータンなどの果物が着々と大きく実っている
時期になってます。

雨が降りはじめると植物がイキイキするだけでなく、周りの昆虫や動物まで
が一気に息吹く時期だったりもします。

そこで今日紹介するのは洞窟にいるコウモリです。

コウモリといったら、ドラキュラや吸血鬼などをイメージしがちですが、
ほとんどのコウモリは昆虫を食べたり、果物を主食としたりします。
*実際吸血鬼もいますが、世界のコウモリの0.3%にすぎず、中南米の
あたりに生息してます。

そこで雨が降り始めたことによって、昆虫が大発生する機会をちゃんと見定め
コウモリは赤ちゃんを産みはじめます。

乾季のときよりは、雨季のほうが赤ちゃんが親離れしても簡単に昆虫などの食事
ができるからです。

コウモリは逆さまにぶら下がってますがどう赤ちゃんを抱っこしてるでしょう?

答えは お母さんにも下腹部にオチンチンのようなもの(偽乳頭)があり、
そこに赤ちゃんコウモリを噛ませて抱っこさせてるんです。

そこである程度赤ちゃんが大きくなると、お母さんは、コウモリとして
逆さまにぶら下がる練習をさせるため、赤ちゃんの足を掴み赤ちゃんコウモリを
逆さまにぶら下げたりもするんです。

まさに今そんな時期で、お母さんと赤ちゃんのやりとりが間近で観察ができる
時期だったりし、コウモリだってちゃんと母心があるんだ!と感じさせられる
光景がご覧になれます。

 - 自然(ランカウイ), ランカウイ島(マレーシア)